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舞鶴・伊根の旅:前編

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 たかだか四連休程度で「ゴールデン・ウィーク」などと名前をつけないでもらいたいところだが、せっかくの連休であることに間違いはない。家で大人しく仕事していようと思ったが、なんのために生きているのか分からなくなってしまってアホくさくなり、結局、不真面目に遊びに出かけることにした。まずは自分の人生を大切にしなければならない。

 上の写真はいつもの出発点「河合神社」である。ここから今回は鯖街道(滋賀・福井)を経由して舞鶴に行き、さらに足を伸ばして伊根の舟屋まで出かけてみることにした。今回、しおいちゃんはお留守番。

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 えらく遠回りをしているような気がする今回のルートだが、どうやら最短ルートのようである。試しに復路は画像右側2枚目のルートで帰ってみたが、信号の多さと峠越えが待っているので僅かながら時間がかかる仕様になっているようである。体感的な話にはなるが、ツーリング向きなのは画像左側1枚目のルートだと思う。以下、旅の備忘録と忘我録である。

鯖街道:朽木市場&若狭熊川宿

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図説・鯖街道マップ
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道の駅もたくさんある

 鯖街道…というのは通称で、正式名称としては若狭街道というらしい。出町柳から国道367号線(画像左側の青い線上)を通り、小浜へと続いていく道のことをいうのだが、進んでいくと道の交差している箇所がいくつかあり、その分岐道も同様に鯖街道と言われているらしい。過去、魚を運ぶために利用されていた道だったものの、数ある魚の中からも鯖だけがひとり歩きしたのが名前の由来となっている。そのためか、走る先々で(焼)鯖寿司を推していた。

 余談だが、焼き鯖寿司は私の大好物だったりする。この時も美味しくいただいている。今回も例外なく(画像右側の道の駅にて)いただいたが、貧乏人には割高なので4個入りの小さいやつをいただいた(それでも500円を超えてくる)。食べながら「んはぁ~あ 鯖街~道~~~♪」とこぶしとビブラートの利いた歌を何度も聞いた。恰幅の良いおぢさまたち(他のツアラーたち)による軽い旧車ミーティングみたいな感じにもなっていたし、とても面白い場所だった。野菜や卵の直売もやってるのでまた来たい。

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めっちゃサバを推してくる。嫌いじゃない。

 また、この辺一帯は川沿いにキャンプ地もたくさんある。この日の気温は10度前後とかなり冷え込んだのだが、デイキャンプをしている人が多くいた。渓流釣りを楽しんだり、BBQを楽しんだり、夏場は多くの人で賑わうことだろう。自分も、夏休みくらいになったら川の水音や鳥のさえずりを聞きながら、炭をおこしてトルティーヤを温めてメキシカンタコスを食べたい。やろ。

瓜割の滝

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 それにしても長閑な場所だ。JRの沿線なのだが、敷かれたレールは1本、そして踏切を超えた場所には畑、そんな夏のプロトタイプ的景色が広がっている。そんな場所でこんな赤い屋根の駅なんて見た日には感動すること間違いない。よほどか日常の情報量に気が滅入っているようだ。

 しばらく道なりに走っていると「瓜割の滝」なる字が見えた。寄る予定はなかったのだが、好奇心に負けて入ってみることにした。

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 気持ちがいい。ひたすらに気持ちがいい。赤色だけがモミジなのではない。甲乙つけがたいが、個人的にはこの青色のモミジの方が好きかもしれない。良い。

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 大きな滝を期待して来てはならないが、良質の水を地に運ぶ名瀑なのだそう。川の水は必ず沸騰させて飲まないといけないが、少しだけ手に掬って飲んでみた。庶民にとっては普通の水だった。こういう場所で飲むからこそ何か美味しく感じたり特別な意味を見出したりするのだろう。人間はおもしろい生き物である。あ、でも夏野菜を冷やして生のままかぶりついたら多分おいしいと思う。そんな水だった。寄り道が過ぎたので、目的地の舞鶴へと急ぐことにした。

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なんかツーリングらしい写真が欲しかったので

鯖街道終点:若狭おばま&うみんぴあ大飯

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 Yes, we can. どうやら、ここには限定商品の鯖サンドがあるらしい。道の駅に来たら大抵アイスやコロッケのようなものをいただくのだが、50食限定だと言われたら買う以外の選択肢はない。いただくことにしよう。

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大勝利

 サバのフライとトマトを挟んで、マヨネーズと練った梅を味付けにしている。意見が分かれそうだが、自分は美味しかった。どうでもいいのだけど、この道の駅にたどり着いてからというものの、大統領演説が頭を離れない。Yes, we can.  梅のアイスもいいなー、なんて思っていたけど、少し肌寒い気候だったので諦めた。特産品を食べるのは楽しいが、次回の楽しみにしていよう。

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焼き鯖寿司を食べた場所からわずか15kmのポイントにある

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 本当に、いくつ道の駅があるのだろう。ここを転々としているだけでも十分なツーリングになっているような気がする。ようやっと、日本海を眺めることができたので立ち寄ったという感じになってしまったが、周辺が広場になっていて、連休の予定がない家族連れにとっては子どもと思いっきり遊ぶのに適したレジャー施設なのかもしれない。

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夏!

舞鶴赤れんがパーク

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 小浜から舞鶴に入るところはトンネルとなっているのだが、抜けた先の景色、いきなり出迎えてくれたのはラブホテル。琵琶湖の時といい今回といい、ドライブコースには立ち並ぶものなのだろう。さておき、赤れんがパークに到着した。

 レンガを見ると興奮する。いきなり変なことを言うなって話なのだが、家を建てるなら(…それほどの収入があればの話だが)、レンガを室内に入れたいと思っているくらいレンガが好きなのだ。

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 ここは全てのレンガ=スキーたちを虜にする博物館となっている。平たく、レンガの歴史博物館と言い換えてもいいかもしれない。国内外問わず、世界の豊富な資料の数々を自由に閲覧することができる(※有料)。日本のれんが史、舞鶴のれんが史、ドイツのれんが、原爆ドームのれんが、メソポタミアのれんが、カエサルの時代のれんが、ガウディの時代のれんが…などなど、挙げていくとキリはない。伊根にも行くつもりでいたので眺めただけになったのがもったいない。必ず時間を多めにとってゆっくり観覧したい場所であった。今回のツーリング、次回につなげるための下見とは言え、少しばかり欲張りすぎたかもしれない。

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 嘆いても仕方ない。舞鶴は逃げないのだがから再び来ればいい。気を取り直して2~5号館の方角へと進んで行くとSNSで見たことのある建物が広がっていた。素晴らしい。道中で「ひゅうが」が泊地停留していた。君、よみうり瑞雲ランドはどうした。

 館内はカフェになっていたり、雑貨屋さんになっていたり、舞鶴市の歴史会館になっていたり…と、戦争の跡を思わせないような賑わいになっていた。というか、連休中に来るものではない。個人的には「すずつきカレー」が気になったが、先日、カレーを作って食べてしまったのと、道の駅でのつまみ食いでお腹も空いていなかったことから食べなかった。ちゃんと銀のカレー皿だった。やっぱりちゃんと舞鶴だけの観光で来ないとダメだな。絶対に来よう。

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これも気になる~~…先がなければ買っていた…。
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赤れんがパーク内のジオラマ

後編