a.k.a. Sakaki

旅行記と整備手帳と日々の声

FZR:エキパイのサビ落とし

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 「やるぞー」と心に決めて2週間が経過してしまいましたが,本日,カウルを外して細部のサビ落としをすることができました。写真の通り,白サビと赤サビに侵食されつつある様子が伺えます。本来であれば納車直後にやるべきことだったかもしれませんが「乗りたい」が先行していました。

 ただ,カウルを付けてしまえば見えない部分なので,今回の清掃は自分の気持ちの問題です。セローのエキパイとは異なり(一応は出回っているとは言え)FZRのコレは希少パーツとなってしまっていますので,少しでも寿命を延ばしてあげられたらいいな…程度のものです。

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 エキパイのボルトを外すために,もう片方のカウルを外したかったのですが,なぜかココだけ六角レンチではなくプラスドライバーが必要でした。しかもトルクがものすごくかかっていて,潤滑油を差しながら回したにもかかわらず,電動ドライバーでも緩めることができませんでした…というか,このネジ穴をよく見てみると穴が広がっているような。

 この点は購入店に説明(相談)すると共に,今度ヒマな時にでも解決策を考えようと思います。そもそもネジの種類を変えたいですし,まだネジをナメた時の工具を持っていないので,これを機会に揃えておくのも良いでしょうね。

 引き際も大事。ということで,左側のサイドカウルを外すことを諦め,頑張って右側から全て作業することにしました(無理だと思ったけどできました)。

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出典:http://www.eonet.ne.jp/~fzrx7/bike/exup/exup.htm

ちなみに,左側を外さないと作業しにくい理由が,このEXUP調整のワイヤーとマフラーが繋がっているためです。これを右側から外したり調整したりするのは大変な作業でした。現在のYZFシリーズにも受け継がれているので何だか感慨深いです。

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 ということで,ボルトとナットを外していきます。潤滑油を差しながら,折れたり舐めたりしないよう慎重に。ラチェットとメガネレンチと六角レンチの3種類を場所によって使い分けながらの作業でした。四気筒は外すネジの数も多くて何かと面倒です。

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 EXUPワイヤーも上手く外れてくれました。これからこのサビたちをひたすらに磨いて落としていきます。

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細かい箇所は手で,範囲の広い箇所は電動ドライバーにワイヤーブラシを取り付けたもので磨きます。金属が薄くなるのが怖かったので,仕上がりが悪くてもグラインダーは使わないことにしました。

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 強力なサビ落としを流布したり,評判の良いサンポール(トイレ用洗剤)を使ったり,パーツクリーナーを使ったり,ジフ(シンク用クリームクレンザー)を使ったり…様々なケミカルを試しながら磨いていくこと数分,キレイなステンレスの色が見えてきました。

 ところが,どうもこのブツブツは取れませんでした。走行中に舞い上がった砂利をぶつけられるとこのような状態になるのですが,こういうブツブツはどうしてもグラインダーが必要なのでしょうね。したがって今回は(塗装も含めて)諦めることにしました。CRC6-66(サビ止め)だけ流布しておくことにします。

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 中に溜まったカーボンも忘れずに取り除きます。どうも完全にガスケットが潰れていたようで驚きました。4本もあるとなかなか骨の折れる作業ですが,ボロボロ取れていくので気持ちが良いものです。

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 一通り作業が終わったら,今度はEXUP調整のカバーを始め,ネジやボルトなどもパーツクリーナーで拭いたり,サビを落としたりしてあげます。特に,このカバーの内側は外から見えませんが気持ちの問題です。ベトベトだったのがスッキリです。この際にCRC6-66も吹いておきました。

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 このあとEXUPワイヤーの調整を行い,エキパイを取り付けます。液ガスを塗ってからガスケットを嵌め込み,ナットを軽く締めて仮止めにします。そのあとで,マフラーを嵌め込んで本締めをしてあげて作業終了。大変でした。

 カウルを取り付ける前に排気漏れの確認です。試走前に軍手などをマフラーの排気口に詰めてあげて問題なさそうでしたので,カウルを取り付けて公道を走ってみました。低速時にEXUPが機能しているかを確認したり,6速で走って推進力の確認をしたりしました。絶好調です。

 当初予定にしていた塗装はしないことになり,作業も無意味でしたが経験値は得ることができました。赤男爵で整備していただいた車両を購入したのでしばらくは気にしなくても良いですが,どのみちオイル交換時にまたエキパイを外さなければなりませんし,その要領が得られて面白かったです。インシュレーターも新品が取り付けてあったので当面は安心できそうです(今頃になって気付くアホ)。

 サビを取ってガスケットを新しくしただけなので,こういうのは単なる気持ちの問題なのですが,何はともあれ,スムーズに走行できるようになったように思います。

 …いま思えば,このついでに自作の静電気除去ボルトを充填すれば良かったです。これはまた気が向いた時にでも。