a.k.a. Sakaki

旅行記と整備手帳

セロー:ハンドル周り整備

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 ハンドル周辺の整備を行いました。これらを全て揃えると大体20000円少々だったような気がします。お昼ご飯を食べた後,3, 4時間くらいかかりましたが,その労力以上の充足感に満ちています。以下,それぞれの作業工程などを順番に記しておきたいと思います。

スラストニードルベアリング

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 目次に書いてある作業を全て本日中に行うため,ハンドルに付いているものを取り除いていきます。腹が立つくらいネジが多いです。

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 もう純正品のハンドガードは使わないと思いますが,こんな風にジップロックにネジ類を入れておくと取り出しやすくなります。

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 今回スラストニードルベアリングを入れる場所は,左右のフロントフォーク内部のカラー下部です。そこに入れ込んであるノーマルのベアリングを換装することでハンドル操作を向上させようという目的があります。

 ということで,早速ジャッキでフロントを持ち上げます。フロントを持ち上げるか首を吊るすかしないとフロントフォーク内のカラーが飛び出してくる(はずな)ので,交換の際には必ずフロントを浮かせるようにします。

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 マグネットの棒でカラーを取り出します。手でも取れますが,ベアリングを回収するのが楽になるのでマグネットの棒を勧めておきます。これって名前あるんですかね…?

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 カラー下部のベアリングは左手の写真です。合計で4枚のベアリングと2枚のスラストニードルベアリングが必要です。外径はそれぞれφ29mmです。右側の写真のようにサンドイッチして元に戻してあげます。

 本来1枚のベアリングであるところを3枚分のイニシャルがかかりますが,整備と走行に影響は全くありませんでした。静止した状態でハンドルを切っただけでも軽くなったのでコレはもっと早くからやっておくべきでした。材料はMonotaROで1500円もかからないくらいです。他のオフ車にも有効であるように思います。

ハンドルアップスペーサー

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 ハンドルを取り付けるついでにスペーサーを噛ませます。使用したスペーサーは割高のZETA。汎用品もありましたがセローは別途でボルトが必要なのだそうです。だったらもうZETAにしちゃえということで選びました。

 こちらの記事でも紹介しましたが,セローはオフロードバイクの割にはハンドル位置が低い車両なので前傾姿勢になっていました。長距離を走る時には,お尻以外に,背中にも疲労を溜めてしまいます。今回ハンドル位置が20mmも高くなって楽になってくれました。走りやすいです。

ショートレバー換装

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 引っこ抜いたハンドルを元に戻しながら左右のレバーを換装します。純正品のレバーはグニグニしていて,特にブレーキ側の引っかかりが悪かったので,指へのかかりが改善されそうなレバーを探しました。

 多方面でZETAのピポットレバー(3フィンガー)が挙げられていますが,左右で15000円ほどかかってしまいます。そこで候補に挙がったのがMZSというブランドが出しているショートレバーでした。セロー(17年式)にポン付けできるのに加えて値段も左右で4000円ちょっとです。気持ち程度ですが軽いですし,身体にも近づきました。

 取り付けた後で「遊び」を調節しましたが,悩みのタネだった指のかかりが解消されました。さらに,ショートレバー化ということで2本指での操作性も向上しました。良かったです(ポン付けなので作業工程は省略)。

ZETA アーマーハンドガード

 次はハンドガードを装着していきます。セローには,ハンドルのエンド部分を切り取る加工が必要ないので楽ですし,純正のハンドガードで使用していたネジ類を使いまわして取り付けができます。

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ちくわみたいなエンド部分のパーツ

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 加工が不要でもハンドガードの台を取り付けるのが少々難かもしれません。台座のネジを少しずつ締めながら調整しました。自分は配線やクラッチレバーのワイヤーの間を縫うようにして土台を取り付けました。ブレーキレバーの側も同様に取り付けていきます。

 純正レバーを使用していれば干渉にも気をつけなければなりませんし,その点から考えてみても,ショートレバーに替えていて吉だったようです。

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 余談ながら,ハンドガード装着の前に,スクリーンが作業の邪魔になるような気がして取り外しを試みたのですが,この作業は割と面倒でした。ボルトが左右のウィンカーと一緒に固定されているため,これらを一緒に外してあげないといけません。ちょっとした事件もあり,アドベンチャースクリーンは取り付けたまま作業することにしました。*1

 たまたま私はハンドルのスペーサーを挟んでいたため作業が楽にできましたが,これを挟んでいないオーナーさんは面倒でも外した方が良さそうです。

 ということで,本格的に林道を探検する時はフレームはそのままにして,スクリーンだけ外して行くことにします。その方が気持ち的に楽だし,転倒した車体を持ち上げるために取っ手が増えるし,まあ,悪くないかもしれません。

 取り付けが終わった後の安心感は凄まじいです。これなら少々無茶して転倒してもレバーの心配は必要ないでしょう。

ZETAナックルガード

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 そして最後に専用のナックルガードをボルトで留め,全てのカスタムが一段落つきました。小さめと大きめの商品がありましたが,大きいのを選びました。夏場は風通しが悪そうで不安ですね。カラーリングは車体に合わせて白色にしようと思っていましたが,少し青みがかった白でしたので,黒色に決めました。こっちの方がカスタム感はありますね。

 あとはバラしたミラーやネジ類を留めて全ての作業が完了です。これで悩みのタネだったハンドル周りの整備が全て完了しました。その辺を一周する程度の走行でも激変しました。合計で2万円ちょっとのカスタムでしたが,費用対効果は抜群のように思いました。ちょっとした林道に入るのが今から楽しみです。

*1:この時の自分は,必要ないのにフロント部分の丸ネジも外そうとしてしまいました。その際,その丸ネジの山を潰してしまい取り外しが困難になってしまいました。後で知ったことなのですが,このフロント部分のネジは,アドベンチャースクリーンの着脱時に緩める必要はないそうです。この部分は,ヘッドライトの交換や調整及び固定のために特殊なネジが使用されているそうで,潰してしまったネジの交換に5000円もかかってしまいました。高い教材費となってしまいましたが,いい勉強になりましたし,おかげでプラスネジに対して慎重に作業できるようになった気がします。追記という形式で以上の通り編集致します:2019年2月26日