a.k.a. Sakaki

旅行記と整備手帳と日々の声

夜の放浪:SRX

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 家事全般と,TZRのメンテナンスと,セローとSRXのチェーン清掃・注油を終えた頃には日も暮れて19時前となっていました。気温も下がったところでSRXに乗りたくなってきました。ということで,急遽,いつもの河合神社までSRXの納車を報告しに行くことになりました。

 ところが,河合神社は閉まっていました。遅くまで開いているイメージでしたが何かの勘違いだったようです(それか時世も関係しているかもしれませんね)

 このまま帰るのも物足りなさを感じたので,しばらく放浪することにしました。

 夜の出町柳はとても好きです。中心市街地の喧騒とはまた別の賑やかさがあるように思います。基本的には静謐とした場所なのですが,いろんな思想や宗教が時空間を歪めているかのようなミステリアスな一面があるように思います。

 京都に引っ越して来る前から,学会や研究会で京都を通ることがあったらほぼ毎回のように途中下車したり延泊したりして観光していました。特に,鴨川デルタで水が流れる音を聞きながらゴロワーズに火をつけてボーッとするのが好きでしたが,ここで部屋を借りて生活を始めて以来ほとんど訪れることがなくなってしまいました。近ければ「いつでも行ける」という心理が働くのでしょうか(これは人間関係にも言えるように思いますし,時間の使い方においても何にでも言えるように思いますが)

 鴨川沿いを出町柳から五条に下っている間,昨年だったか一昨年だったか,京都大学の研究室で深夜帯まで他大学の院生さんも交えて話し込み,終電も無くなってしまったので,丁度その京阪の出町柳駅から清水五条駅までを歩いて帰ったのを思い出していました。学生の頃にお世話になった東京大学の友人と一緒だったのですが,ああいうことをまたやりたいなって思います。現在,私はほとんど学術界から離れてしまっていますが,仮にまた戻った時に,皆さんと以前と変わらずに話すことができるのでしょうか。この時ばかりは大学に戻りたい気持ちで溢れていました。

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 閑話休題,鴨川沿いを下った後は,国道1号線を経由して稲荷山トンネルで高速走行も試してみました。快適とは言い難いですが,セローより巡航は楽でした。当たり前か。そしてまた国道1号線に帰ってきてから妹子の郷まで高速走行です。ハイウェイラジオがやっぱり聞きたいですね(インカムは多少ムリしてでも買う方が良いのでしょうか。基本的に独りで走っているので,それだけのために買うのもな…と思っています)

 とにかく走っていたかった。SRXのエンジン音は心に響き渡ります。そうして気がついたら100km近く走っていました。このバイクは楽しいです。600ccだと一般道では少し持て余してしまっているような感じがしますが,大型の単気筒バイクで夜中に走っているという悦に浸れるのが良いです。

 長く付き合っていく車両になるのではないかと思います。点検と整備は怠らず可能な限り長く乗りたいですね。本当に出会えてよかったです。

【付記:8月3日】

 よく考えたら,クラブ活動も停止の状況なので今年は1週間の夏休みがあります。この1週間で北海道に行ったり,四国に行ったり,走るだけ西日本一周ができたりします。二度と来ないようなチャンスではありますし,行きたい気持ちもあるのですが,宿泊を伴う旅先で,しかもそれがライダーズ・スポットで,他人と接触しないという保証がどこにもありません。なので悩んでいるところです。

 無自覚に北海道にウィルスを持ち込んでしまいそうですし,反対に持ち帰ってしまいそうですし,やはり自粛が無難のように思います。自宅で読書をしたり,2学期の教材準備に充てたり,日帰りで山に行って遊んだりするような過ごし方が良さそうではあります。まあ,この1週間で状況が変わったら話は別なのですが(望めませんが)